2011年6月7日火曜日

手段の目的化とは?手法や方法論と目的や目標との関係って何だろう?

「手っ取り早く売上を上げられて利益も上げられるいい方法って、なーんかないかな~??? o゚p(∴´⌒`∴)q゚o。 」
「効果的に宣伝できて会社の知名度も上げられるいい手法って、なーんかないかな~??? (;´Д`)ノ 」

「生産性を向上するいい手段って、なーんかないかな~??? (o´д`o)=3 」
「コストを削減する簡単な方法って、なーんかないかな~??? (;・∀・) 」

「いい人材や優秀な人材を採用するいい手段って、なーんかないかな~??? (;´д⊂) 」
「優秀な人材に辞められないようにするいい手法って、なーんかないかな~??? (;´゚д゚`) 」

「自律型人材を育てるいい手法って、なーんかないかな~??? (;゜∇゜) 」
「強い組織をつくるいい手法って、なーんかないかな~??? (|||▽ ) 」

「この方法論とあの方法論って、どっちの方がいいんだろ~???」
「やっぱこの方法論かな?それともあの方法論の方が優れているのかな~???」

などなど、このような切実な声をお聞きすることもあるんですが・・・
(;´・ω・`)

また・・・

「ほにゃららの手段」「ほにゃららの方法」「ほにゃららの手法」「ほにゃららの仕方」「ほにゃらら術」の類のキーワードで検索を行い、こんなボログを訪問してくださる方もたくさんいらっしゃるんですが・・・
海より深ぁーく (⌒人⌒) 感謝感謝ですぅ~♪

んでもって・・・

「三方よしの経営相談」「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」「人材育成戦略(戦略的な人材育成)」「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などなどのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・

いろんな意味で、考えさせられるコトもあるんですけど・・・
いいのかな~?いいのかな~? ( ̄  ̄;) ホントにそれでいいのかな~???

ただ・・・

もしも探しても探しても、いい「ほにゃららの手段」やら「ほにゃららの方法」やら「ほにゃららの手法」やら「ほにゃららの仕方」やら「ほにゃらら術」が見つからないのであれば・・・
いろいろと試してみても上手く行かなくて、行き詰っているように感じているのであれば・・・

コレって、ある意味・・・

ピンチをチャンスに変えるいい機会
イェ━━━━━ヽ( ゜Д゜)人(゜Д゜ )ノ━━━━━━イ


とも言えるのかも~???
o(*⌒O⌒)b

なーんて感じるコトもあるので・・・

一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。

ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)/

んーと・・・

もしかしたら、視点が変われば気づくコトが何かあるかもしれないので・・・
(と言いつつ、なーんにも気づくことがなかったらゴメンナサイ (>人<;) )

まずは、例えばいろんな人のこんな声から考えてみるのはどーでしょう?


■ Aさんの声
○○って資格を取りたいんですよー。
でも・・・、他の人に比べると順位が負けているので・・・
点数を、もっと上げる方法って何かないですか?

え?何のために点数を上げたいのかって?
そりゃー、合格するためですよー。

え?合格して、どうしたいのかって?
どうするも何も、合格することが目的ですから。


■ Bさんの声
○○って資格を取りたいんですよー。
だから、いい学校を教えてくれません?

え?資格を取る目的ですか?
そりゃー、スキルアップするためですよー。

え?スキルアップして、どうしたいのかって?
どうするも何も、スキルアップすることが目的ですから。


■ Cさんの声
就職面接に通る方法が、知りたいんですよねー。
だから、面接官がどんな質問をするのか、どう答えたらいいのか教えてもらえません?

え?何のために面接に通りたいのかって?
そりゃー、シューカツを早く終わらせて就職したいからですよねー。

え?就職してどうしたいのかって?
どうするも何も、就職することが目的ですから。


■ Dさんの声
優秀な人材を採用する方法が、知りたいんですよねー。
だから、面接の場で、どんな質問をしたらいいか知りたいんですけどー。

え?何のために面接をしているのかって?
そりゃー、私の仕事だからですよねー。

え?何のために優秀な人材を採用したいのかって?
そりゃー、無能な人材を採用したくないからですよねー。

え?優秀な人材とは、どんな人材のことなのかって?
それは会社が決めることだから、私は知りません。

私の仕事は、私が優秀と感じた人材を上司に報告することですから。
あ、最終判断は、社長が行ないます。


■ Eさんの声
無能なヤツを辞めさせる方法が知りたいんですよねー。

え?何のために、無能なヤツを辞めさせる方法が知りたいのかって?
そりゃー、無能で扱いに困るからですよ。
はっきり言って、迷惑以外のナニモノでもありません。

え?辞めさせてどうするのかって?
どうするも何も、辞めさせるべきだからです。

え?辞めさせた後、どうするのかって?
そんなこと知りません。
それって、会社が考えることじゃないんですか?


■ Fさんの声
全社員向けに、チャレンジ精神や向上心を高める研修をやりたいんですよねー。

え?何のために、チャレンジ精神や向上心を高める研修をやりたいのかって?
そりゃー、チャレンジ精神や向上心を高めてもらわないと困るからですよー。

え?何で困るのかって?
仕事って、そーゆーもんだからですよね。
チャレンジ精神や向上心がないと、仕事にならないからですよねー。
ウチには、チャレンジ精神や向上心がない社員なんていりませんし。

え?どんな仕事にチャレンジ精神や向上心が必要なのかって?
どんな仕事であっても、チャレンジ精神や向上心は必要なもんでしょ?常識でしょ?


■ Gさんの声
残業を嫌がる従業員に、もっと残業させる方法が知りたいんだよねー。

え?従業員が残業を嫌がる理由?
理由なんて必要ないですよねー。
仕事なんだから、残業するのが当たり前でしょ?
最近の若い者と来たら、根性がないとゆーか、責任感がないとゆーか、全くもう。

え?何のために、残業させたいのかって?
そりゃー、仕事量が多いからですよねー。

え?残業させてどーしたいのかって?
どーしたいも何も、それが仕事でしょ?
仕事なんだから、文句言わずに残業して欲しいもんです、全くもう。


■ Hさんの声
経営理念を浸透させる方法が、知りたいんですよねー。

え?何のために経営理念を浸透させたいのかって?
そりゃー、経営理念が浸透していないからですよねー。

え?どーして経営理念が浸透していないのかって?
研修だけだと、やっぱりダメみたいですねー。
あるセミナーに言った時に、講師の人が言ってました。
研修の他に、何かいい方法ありませんかね?

え?経営理念を浸透させてどうしたいのかって?
そうしないと、従業員のモチベーションが上がらないからですよねー。
そう社長が言ってます。

え?従業員のモチベーションを上げてどーしたいのかって?
そりゃー、売上を上げたいからですよねー。

え?売上を上げてどーしたいのかって?
どーするも何も、売上を上げるために社員を雇っているんじゃないんですか?


■ Iさんの声
営業部員向けに、提案営業のスキルを身につけさせたいんですよねー。

え?何のために提案営業のスキルを身につけさせたいのかって?
そりゃー、売上が上がっていないからですよねー。

え?どーして売上が上がっていないのかって?
そりゃー、営業部員のスキルが低いからですよねー。
これからは、提案営業の時代ですからー。

え?どーして提案営業の時代なのかって?
提案営業をやった方が、売れるからじゃないんですか?


■ Jさんの声
管理職向けに、問題解決力を高める研修をやりたいんですよねー。

え?何のために、問題解決力を高める研修をやりたいのかって?
そりゃー、管理職だからです。

え?どうして管理職なのかって?
そりゃー、管理職だと問題解決力って必要でしょ?

え?どんな仕事でどんな風に必要なのかって?
そりゃー、部下を管理するのが仕事だからじゃないですか?
ってゆーか、管理職に問題解決力が必要なのは当たり前の話でしょ?

その手の本もセミナーも、よく目にしますしねー。
だから管理職には、問題解決力が必要なんですよ。


■ Kさんの声
若手社員向けに、自律型人材を育てる研修をやりたいんですよねー。
研修を一発やれば、自律型人材を育てられますよね?

え?何のために、自律型人材を育てる研修をやりたいのかって?
そりゃー、自律型人材が必要だからですよねー。

え?どーして研修なのかって?
そりゃー、教育と言えば研修でしょ?

え?自律型人材が、どーして必要なのかって?
そりゃー、自分で考えて行動できるようになってもらわないと困るからですよねー。

え?どんな仕事でどう困るのかって?
えーっと・・・、それは各部署の管理職に聞いてください。
他部署の仕事内容は、知らないんでー。

え?どーして若手社員向けなのかって?
若手社員をもっと育てろって、社長から言われてますから。

え?若手社員を自律型人材に育てて何がしたいのかって?
えーっと・・・、詳しくは社長に聞いてください。

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えーと・・・
どっ・・・、どーでしょう???

こーやって見てみると・・・
一見、バラバラのように見えるかもしれないけど・・・

何らかの共通点が浮かんで来る

ように感じません?
(  ・ _ ・  )

で・・・

次に、例えばこんなのからも考えてみるのはどーでしょう?


「地頭力のココロ」
ほとんどの問題解決っていうのは、この構造を意識しておけばうまく取り組めるよ。


○ Why(なぜ:理由・原因・目的)

○ What(何:やること)

○ How(どうやって:具体的なやり方)


たったこれだけ。

まず、Whyっていうのがなぜ、つまり「理由」「原因」とか「目的」だね。
これが一番重要な言葉だ。
すべての出発点がここにある。

そして次がWhat。
これがその目的を達成するために「やること」だ。
そしてHowが、その施策をやるための「具体的なやり方」ということになる。

これらの1つひとつにはすべて「目的と手段」という関係が成り立っている。
だから実はWhyの上にも、「WhyのWhy」みたいなのをさかのぼっていくこともできるし、Howの下にも「HowのHow」みたいに具体化していくこともできるっていう関係だ。

だから、定義次第でいろいろなレベルで使うことができるんだ。

でも重要なのは、後付けでもなんでも「Why / What / How」をすべてセットでとらえて毎日仕事している人っていうのは強いってことだよ。

毎日の仕事をしていれば、いろいろ大変なことだってあるだろう。
それを「なんのため」っていう最終目的がはっきりしていれば、仕事の優先順位をつけたり、短期的にでもつらいことに耐えられたりするだろうからね。

まあ、そんなに焦らなくても、この構造を頭のなかに入れて毎日を過ごすだけでも「ものの見方」が変わってきて、ある日自分のなかですっきりしたりすることがあるんじゃないかな。


「「Why型思考」が仕事を変える」
○ 「Why型思考」の傾向
能動的で変化を好み、フレキシブルです。
「人真似」が嫌いです。

今ある規則やルールには、もともとそれができたときの背景や目的があるはずです。

もしそれが今は違う状況になったのであれば、どんどん今のものを「打ち破って」、さらに新しいものを作り直してしまえばいいと考えます。

選択肢が生まれた背景や目的を満足させるための複数の選択肢を考え、その中から最善のものを選ぼうとします。

仕事でも日常生活でも、「現状」や「前例」というのは必ずしもそのまま踏襲するのではなく、必要であれば否定して変えようとします。

規則はあくまでも手段であって、フレキシブルに対応しながら結果を出すことが求められる職場や、上下関係でなく自由闊達な議論によって方向性が決まっていくことが多い企業では重宝されることになるでしょう。


「できない人ほど、データに頼る」
小さな子供に、「なんで?」と何度も質問され、困った経験は誰にでもあるでしょう。
なんども「なんで?」と繰り返し質問されると、「そういうものなの!」と思わず叫びたくなりますが、子供は納得してくれません。

私たちは年齢を重ねると、次第に「どうして?」と尋ねなくなります。
大人になると、物事をそのまま受け入れて疑問を持つことができなくなり、「なぜ?」と質問することが減っていきます。

人間は本来疑問を感じ、自分は何のために生まれ、何をすべきなのかを考える能力を持っています。

反論のためでなく、物事を深く理解するためです。
理解すると、さらに改善できるからです。

毎日の生活でも、

「なぜ、この仕事をしているんだろう?」
「なぜ、この家に住んでいるんだろう?」
「なぜ、この人と結婚したのかしら?」
「なぜ、この人は友達なの?」

など、本来問いかけることはたくさんあります。

しかし、ビジネスの世界では、「なぜだろう?」という疑問はあまり持ちません。

「どのように」ではなく、「なぜ?」と質問することが大切です。
問題点が具体的に浮かび上がり、その答えを解く糸口を見つけられるからです。

「なぜ?」と自問すると変化が生まれ、観察すると「なぜ?」という疑問が湧いてきます。
自分が大切にしていることだから、「なぜ、そうなんだろう?」「なぜ、変えられないんだろう?」と問いかけられるのです。

「なぜ?」と問いかけるのに、特に高度な知識は必要ありません。

しかし、いまだに多くの企業が「なぜ?」と自問していないのが実情です。


「夢をかなえる経営計画」
「組織は、戦略に従う」

とはよく言われていることですが、現在でも「業務」が「組織」に従うような愚行を演じている企業も少なくありません。

組織があって目的があるのではなく、目的遂行のために組織はあるのです。


「考え抜く社員を増やせ!」
今の会社には「命じられたことはやる。仕事というのはそういうもの」という割り切りをしている人がけっこういます。
一般社員だけではなく管理職の中にもこういう人がたくさんいるのです。

こうした考え方はある意味、「自分自身をも部品として捉えている」ということからみても、人間を人間として見るより機械として見る色合いの強い考え方です。
能力や資質などという要素を介在させず、ただ員数として人を捉えるのです。

自分をも含め、人というのは命ずることで自在に動かせるコマであり、道具である。
単なる員数であると、きわめてドライに割り切っています。

こういう気持ちになり切ってしまうと、「自分自身を見直す余裕」も失われてしまいます。
自分自身をも部品として捉える、という考え方に立つと、人の問題は「人 = 員数」としてかたづけられてしまいます。

しかし、現実の多くの仕事では、3人部下がいる場合、能力のある3人と、能力のない3人とでは、パフォーマンスがまったく異なる、ということは誰にでも理解できます。
にもかかわらず、従来からある常識的な見方では、基本的に人間のクオリティはカウントせず、すべて「員数」で見るという傾向があったのです。

こうしたものの見方の持つ一番の問題点は、物事や出来事の価値、質、その持っている意味などを、思考の対象から外してしまうところにあります。
質ではなく数えやすい量が重視され、中身ではなく、形式が大切にされます。

物事の価値や意味、つまり、

「なんのために」
「どういう意味があるのか」

を問う姿勢もこうした世界では後ろに追いやられてしまいます。
こうしていつの間にか「どうやればいいのか」「どうやると効率的か」しか考えなくなってしまうのです。

ひたすら目先の利益の最大化だけを追い求め、そのことの意味や価値を問わず、「どうやるか」しか考えないとするなら、環境激変時の対応策にしても、何が原因でそうなったかは問いませんから、どうしてもモグラ叩き的なアイデアしか浮かんでこなくなってしまうのです。

目先の課題の処理以外に、考えのをやめてしまっている人は、制約条件のくびきから逃れられなくなっています。
枠の中に思考が閉じ込められてしまうと、少し考えれば当たり前のことが、どうしても考えられなくなってしまうということです。

こういう状況に陥ってしまうと、問題点のリストアップだけはきれいにするけれども、解決はされていかないから毎年同じリストを作っておしまい、ということが起こります。

「上司から言われたことを効率的にこなす」のが仕事だ、と思っているときは、「仕事を処理する」ことが、あたかも最終目的のようになってしまいます。

本来の目指すべき目的が意識されていないと、形を整えたらそれでよしとされます。

こういう状態でも忙しく仕事をしていると、何がしかの自己満足だけはあるので、かえって問題は顕在化しにくいのです。

どうやるか、しか考えていないと、意味や目的を問い直すという根源的な問いかけをする能力がしだいに減退していきます。
その結果、そういうことを考えること自体が苦手になります。

本質的なことを掘り下げて考えることができなくなってしまうのは、当たり前です。


「システム・シンキング」
ストレスの多い時などには、人間は、目の前に差し迫った問題に集中してしまう傾向がある。

このような狭い視野からは、変化の「結果」にしか気づくことはできない。
その変化は、もともとシステムのどこか他の場所で発生したものである。

現在存在している問題はすべて、大きなシステムに含まれているはずだから、問題の原因を見つけ出すためには、視野を広くして大きなシステムを捉える必要がある。

広い視野を持つことで、より効果的な解決策を見つけ出すことができる。

最も正しい意思決定の方法は、バランスを取ることであり、短期的な選択肢と長期的な選択肢を考えてそれらの両方を含んだ行動を見つけ出すことである。
最低限、短期と長期の両方の視点から予想される結果を考えた上で、意思決定をすべきである。

長期と短期のどちらの戦略を選ぶにしても、その戦略が将来どのような結果をもたらす可能性があるかを認識しておくことが大切である。

世界を1つのシステムとして捉えると、すべての物事が、動きを見せ、複雑で、相互に依存していることがわかる。

物事はいつも変化し、人生は雑多な事柄で満ちている。
そして、それらのすべては関連しているのである。

私たちは、解決困難な問題や将来の不確定なことに取り組もうとするときには、物事を単純化して、一度に1つの問題を処理しようとする傾向がある。

このようなやり方を否定するわけではないが、単純化や直線的な考え方には限界があり、そのような考え方による解決策の結果として、さらに問題が生み出されている可能性がある。


「ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術」
頭の中にいろんな知識があっても、それを実際の行動として活用できない人がいます。

方法がマニュアルのままで自分のものとして身についていないから応用もききません。
応用がきかず、マニュアルどおりにしか方法を扱えないため、ほとんど同じような方法の類似にも気づかずに別々のものとして使ってしまったりもします。

それを方法依存症と呼んでいます。

方法がなくては何もできないという意味での依存ではなくて、実際には使わないくせに方法を知っていないと落ち着かないという意味での依存です。

そういう人にとっては、方法が単なるコレクションの対策となってしまっています。

でも、本来の方法はそういうものではなくて、話し方、歩き方、呼吸の仕方のようにそれがなくては行動できなくなる類のものですし、考え方、物事の見方のように成果の見え方を変えるものです。

だから、本来の方法はそう易々ととっかえひっかえできる類のものではなくて、いったん身についたら自分自身を縛るものでもあるのです。

よく理論や方法だけでなく、具体的な事例を示してくれないとわからないなんていう人がいますが、そういう人はそもそもわかるとということを勘違いしています。
理論だろうが事例だろうが言葉で理解しているだけなら、どちらもわかったことにはならないのです。

たとえ、それが理論であってもわかれば、行動が変わってしまうのが本当の「わかる」です。

思想や哲学は現実には役に立たないと感じている人が多いと思いますが、それはかつてそれらが現実に機能していた時代のように自分自身が思想を行動に直結させる力を失ったからでしかないのです。


「本質を見抜く「考え方」」
目の前のトレンドに目を奪われると、それがじつは過去にも似たようなことがあった、いわば「前例あり」の事柄なのか、本当に重要視すべき「画期的な変化」なのかも、わからなくなってしまうのです。

日本人は、どうもこうした、新しく見えるものだけのものに飛びつく、「トレンディ」な発想に弱すぎるようです。
「変わるもの」ばかりに目を向けていると、「変わらないもの」について考える視野が失われてしまいます。

目的意識が明確でないために、機械的な検索から、膨大な量の情報が集まってしまうのです。


「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」
危険なのは、ツールそのものを解決策と勘違いし、ツールさえあれば関係者が連携しなくてもうまくいくと思ってしまうことだ。

実際、方法論の多くはそのような考えのもとに発展した。
もともとは人間のために開発された方法から、いつのまにか人間的な要素が取り除かれてしまったのである。

気がつけば、莫大な量のデータや資料を用いる方法論になってしまい、報告書の作成に際限もなく時間を取られることになった。

そんなことに骨を折るぐらいなら、現場の関係者の話を聞き、みんなで協力してクリエイティブな方法で問題を解決することができるはずだ。

人間こそ問題の原因であり、解決の手立てなのだ。

にもかかわらず私たちは、データ入力やフローチャート作成やソフトウェアのインストールやデータ分析や報告書の作成に追われてばかりで、みんなで実際に業務プロセスの問題に取り組む時間を取れずにいる。

結局、意味のある改善活動など行っていないのだ。
資料や報告書や計画自体は、改革プロジェクトの本当の成果物とは言えない。

「どうしたらもっとよいサービスを提供できるか」と言っていた企業が「どうしたら最も儲かる契約を取ってこられるか」と言い始めたり、「どうしたら人の命を救う薬を開発できるか」と言っていた企業が「どうしたら巨額の利益を出せる薬品を開発できるか」などと言い始めたりしたら、企業が衰退に向かっている警告のサインだ。

お金は成功の指標のひとつにすぎない。
お金は手段にしてもよいが、目的にしてはならない。

お金が目的になってしまうと、価値を付加することがおろそかになり、やがて会社が滅びることになりかねない。


経営者のどや顔はいつまでも続かない
どっか一撃当てた経営者が講演をしたりする。
「なぜ、成功したか、成功するにはどうしたか」みたいな話を聞かされて、それが唯一の方法ぐらいのいきおいで語る彼ら。

でも、10年が過ぎたときその経営者の会社は右肩あがりで成長しているだろうか?
その可能性は低いんじゃないかなあと思う。

残念ながら時代は変わるね。
確かにその瞬間はそれで良かったかもしれないけど、あんま調子こいたこというと全てが上手くいかなくなったとき恥ずかしいことになるぜ。

成功体験談をいくつ聞いても無駄だ。
体験談きいて成功できるなら、いまごろ世界中に成功者しかいねえわ。


「新・日本の経営」
今日の世界には2種類の企業があり、その違いをもたらしているのは、事業を行う基本的な理由の違いである。

第一の種類の企業は純粋に「経済的」な目的のために経営されている。
こうした「経済的企業」の経営は利益を目的としている。

その目的はただひとつ、経営陣と投資家からなる少人数の仲間うちのために富を生み出すことである。
企業関係者の全員に対する責任感はない。

これに対して第二の種類の企業は、共同体としての生命をいつまでも維持していくことを目的に組織されている。
資本の最適化は人材の最適化と組み合わせてはじめて意味をもつものだと経営者は考えている。
企業は何よりも共同体なのである。

ひとつの方法がすべての国に適用できるわけではないのだ。

日本型の経営方法をアメリカ企業に導入してもうまくいかなかったように、アメリカの経営方法の多くは日本企業に取り入れてもうまくいかない。

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んでもって・・・

ついでに、例えばこんなのからも考えてみるのはどーでしょう?


■ 手段とは?
コトバンク
ある事を実現させるためにとる方法。てだて。


■ 手法とは?
コトバンク
物事のやり方。技法。


はてなキーワード
オートマチックな方法。


■ 方策とは?
goo辞書
はかりごと。計略。
また、手段。方法。


■ 方法とは?
コトバンク
目標に達するための手段。
目的を遂げるためのやり方。てだて。


Weblio辞書
ある目的を達するためのやり方。
しかた。手段。


■ 方法論とは?
コトバンク
学問の研究方法そのものを論理的に考察し、真理を得るための妥当な方法を探求する分野。


ウィキペディア
方法論とは、以下のように定義される。

1. "学問で利用される方法、規則、前提条件の原則についての分析"
2. "学問で応用されるやり方の開発"
3. "特定の手続き、あるいは一連の手続き"

"方法"がより適切な表現であっても、より重要あるいは学術的な印象を与えるために"方法論"とされることがある。
方法論は以下の、情報を探求する特定の学問や分野に関連した概念からなる。

1. 理論、概念、理念の収集
2. さまざまな手法についての比較研究
3. 個々の方法についての批評

狭義の方法論とは、方法についての研究のこと。
通常は特定の分野内のそれを指しており、教育方法論、芸術の方法論、科学の方法論、のように用いられる。
~主義、-ismと呼ばれているようなものは通常、その一部として多かれ少なかれ方法論を含んでいるものである。

また、単に「誰々の方法」と呼べば良いようなものでも、気取って「誰々の方法論」などと呼ぶようなこともおこなわれている。


■ 手段の目的化とは?
コトバンク
もともと、ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、その手段を実行すること自体が目的化してしまうこと。

例えば、社員のモチベーションを向上するために導入した社員旅行が、年数を経るうちにそれ自体が目的化し、モチベーションの向上にはつながらないケースが挙げられる。
因果関係を考える際の、チェック・ポイントの1つとなる。


ウィキペディア
手段の目的化とは、本来他の成果を得るための手段である行動について、その行動をとること自体を目的としてしまう社会行動のこと。

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うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???

「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」

という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?

えーと・・・
誤解のないように、念のためカキカキしておきますが・・・

手段の目的化に陥っちゃったり、手段やら方法やらを優先しちゃったりすることを否定するつもりは全くありませんので~。
o( ̄  ̄*)

誰だって、そーゆー風になっちゃうこともあるでしょーし。
手段やら方法やらを優先することによって、上手く行っているうちはそれでもいいっちゃーいいでしょーし。

たとえ小手先であったとしても、上手く行っているうちは・・・

「ほにゃららの手段」「ほにゃららの方法」「ほにゃららの手法」「ほにゃららの仕方」「ほにゃらら術」とかを探したり・・・
なんとなーく良さそうに思えた「ほにゃららの手段」「ほにゃららの方法」「ほにゃららの手法」「ほにゃららの仕方」「ほにゃらら術」とかをテキトーに選択したり・・・

「エイヤー!!」で、片っ端からテキトーに試してみても別にいいんじゃーないかな~?
それで、何らかの解決につながるんだったら、それでも別にいいんじゃーないかな~?

なーんて思っているので~。
(〃 ̄▽ ̄)o

それに・・・

いつでもどこでもどんな時でも考えてばっかだと、疲れちゃうでしょーし。
(すみませんね~、こんなゆるゆる~っとしたヤツでw)
ヾ( ̄ω ̄〃)ノ

だってね・・・

例えば、メシの時とか、トイレの時とかに、

目的は何か?」
目標は何か?」
「何のために、コレを行うのか?」
「誰のために、コレを行うのか?」

なーんて、いちいち考える人もいないでしょーしw
( ̄▽ ̄;)ゞ ぽりぽりぽり・・・

(ってゆーか、いつでもどこでもどんな時でもいちいち考えていたら、気が狂うわいっwww)

手段の目的化に陥っていよーが、陥っていまいが・・・
たとえ小手先であったとしても、上手く行っているのであれば・・・
切羽詰っている状況でないのなら・・・

「三方よし」で、満足に至れているのであれば・・・
「自律的に」考えた上で、本当にそうしたくてそうしているのであれば・・・

それはそれで、別に構わないんじゃーないかな~?
なーんて、個人的には感じてますので~。
(*⌒∇⌒*) テヘ♪

でも、逆に言うと・・・

今までのやり方じゃー、どーも通用しそうにない時とか・・・
いろいろと試してみたけど、どーも上手く行かない時とか・・・

探せど探せど、本当役立つ情報や必要な情報なんかが見つからない時とか・・・
ようやくいい手段やら方法論やらが見つかったと思っても、実際にやってみると全然上手く行かなかった時とか・・・

壁にぶち当たって、途方に暮れてしまっている時とか・・・
何をしたらいいのか、どーしたらいいのかわからず、途方に暮れてしまっている時とかに・・・

ほんのちょっぴり立ち止まってみて・・・

「組織」として・・・
目的や目標などについて考えてみるのもアリだし、

意外と「急がば回れ」の時もある
イェ━━━━━ヽ( ゜Д゜)人(゜Д゜ )ノ━━━━━━イ


んじゃないかな~???

なーんて、感じません?
(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ♪

ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・

まだ見えていないだけで・・・

意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪


のかも~???

なーんて、感じません? (〃▽〃)

どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




★★★ ネクストストラテジーは、三方よし経営の黒子サポーターです ★★★
「ヒト(組織)」「情報(IT)」を中心に「三方よし経営」のお手伝いを行っております。
「戦略的な組織づくり」「戦略的な人材育成」などのご相談
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 (⌒人⌒)


【追伸1】
「・・・で、答えは何なの???」と思った方へ


よろしければ、以下の記事も見てやっていただけると嬉しいです。(^^)

「自分で考えて行動する「自律型人材」が育つ組織って?」ブログについて
答えが見つからない、探しても解決策が見つからない原因って何だろう?
自律とは?自立とは?その違いって?自律型人材って何だろう?
誰にも相談しない、相談したくない、相談できない理由って何だろうか?
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?組織力などとの関係って何だろう?


【追伸2】
「三方よしって、何???」
という方は、よろしければ以下のページも見てやってもらえると嬉しいです。(^^)


三方よしって、何だろう?

6 件のコメント:

起業支援 さんのコメント...

大変為になる記事でした。
方法が目的や目標と入れ違いになってしまうことは、よく見られますよね。

悩めるカチョー さんのコメント...

こんにちは。
お世話になってます。
悩めるカチョーです。
手段の目的化!!!!!
ぐさっと胸に突き刺さりました。
どんな人材育成をすればいいか、どんな研修をすればいいかを探していた時はまさに手段の目的化にはまってました。
そんな自分を温かい目で見守って戴きありがとうございます!
今もはまっているのかもしれないと考えると怖いです。
はまっていたら教えて下さいね!
総務部の役割とも関係しますよね、これは!
手段の目的化で得する人なんていないと思います。
一見得しているように見えても実は損していることに気づいていないだけなのかもしれません。
手段の目的化。。。怖いです。

ネクストストラテジー さんのコメント...

起業支援 様
「初めまして」。
コメントありがとうございます。
> 方法が目的や目標と入れ違いになって
> しまうことは、よく見られますよね。
企業さんの支援をする立場なら、特に肝に銘じたいところですよね。
「自分の都合だけの画一的な方法論の押し付け」をやってしまうというのだけは、避けたいものですよね。

ネクストストラテジー さんのコメント...

悩めるカチョー 様
こちらこそ、お世話になっております。
いつもコメントありがとうございます。(^^)
> 手段の目的化
いやー、ホントにコワイですよね・・・。
��(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
> はまっていたら教えて下さいね
では、にっこり笑ってナイフでもぐさりと・・・
�� ↑ ウソです、そんなことしませんw)
> 総務部の役割とも関係しますよね
> 一見得しているように見えても実は損している
> ことに気づいていないだけ
ううーむ、悩めるカチョー様は、いつもホントにスルドイですよねー。
次回お会いした時にでも、ナゼそう思われたのかゼヒゼヒ教えてやってくださいませませ。(^^)/

ツールボックス代表 さんのコメント...

『方法よりも目的』
これ、当たり前のことなれどなかなか理解されない現実がある。そもそもこれを当たり前と思う者とそうでない者の思考プロセス(アプローチ?)には大きな隔たりがある。私の悩みはその有用性を当たり前と思わない者に理解させるにはどうしたら良いかということ。それを探求する目的(理由)の一つは以下。
ある特定の方法に固執するあまり、他のより有効な方法を見落としてしまう。そんな愚かな事態を避けるためにも、適宜(特に行き詰ったときに有効)目的に立ち返り本末転倒なことをしていないかを自問自答する。
この重要性を常々自身の顧客に訴えてはいるが当方の説明力不足のためかなかなか理解されないのです。参考までにご意見を頂戴できれば幸いです。

ネクストストラテジー さんのコメント...

ツールボックス代表 様
「初めまして」。
コメントありがとうございます。
> なかなか理解されない
お気持ち、お察しいたします。
もし差し支えなければ、もう少し詳しくお聞かせ願えないでしょうか?
例えば、どのような状況下でどのような顧客に対してどう訴えてみて、どのような反応をいただいて理解してもらえなかったとお感じになったのかなどについて、支障のない範囲でお教えいただけたら幸いです。
と言っても、不特定多数の方がご覧になるブログ上では書きにくいことも多いかと思われますので、よろしければ以下のフォームをご活用くださいませ。
http://next-strategy.com/contact.html
※以下にも明記しておりますが、現在夏季休暇中のため、お返事が9/1以降になる可能性もございますので、ご理解の程ひれ伏してお願い申し上げます
http://blog.next-strategy.com/article/220340009.html